あなたのリカバリーを促進する様々なリハビリテーション活動のことです。
あなたが生活上で困難に感じることや、困っていることを軽くしたり、
取り除いたり、予防したりすることができます。
プログラムへの参加を通して、
同じ悩みや困難を抱えている人たちとのつながりができます。
プログラム参加が負担に感じる場合は参加しないで過ごすこともできます。
プログラムに参加する・しないなど、デイケアでの1日をどのように過ごすか
決めることは、あなたが主体的に責任をもって生きるということに大切なことです。
就労支援プログラムについてはこちら
デイケア紹介冊子Pathbookが新しくなりました(2021年8月~)
デイケアについて・プログラムの説明・職種の説明等
Pathbook第2版
デイケア月間予定はこちら
心に何が起きているかということを見つめ、
自己理解を深めるお手伝いをするプログラムです。
人とのコミュニケーションを円滑にする方法や、自分の疾病の理解、
物の見方、考え方等の自分が陥りやすい癖に気がつくことで
少し生活がしやすくなります。
デイケアでは、集団で行うことで効果を上げるものを中心に実施します。
こころの健康講座
病気や障害を抱えながら
自分の人生を歩んでいこうとする全ての方を対象としたプログラムです。
症状について理解すること
薬などの治療法や生活上の工夫について知ることを
中心としたプログラムです。
病気の事がよく解らない
病気を抱えながらどうやって生活していったらいいの?等と
疑問を感じたことのある方、テーマに興味を持たれた方
どなたでも対象です。是非ご参加ください。
臨床心理士・公認心理師が担当しています
アサーションプログラム
自分自身も相手も大切した自己表現を身に付けていくプログラムです。
相手との対等な目線で、自分の気持ちを率直に正直に表現することが
アサーションであり、より良い人間関係をつくる第一歩です。
自分の意見を通すための手段や、
相手を思うとおりにコントロールする技術ではありません。
MCT(Meta Cognitive Training)
メタ認知とは自分の思考や行動を客観的に認識する力のことです。
2007年にドイツ ハンブルグ大学のMoritz教授が考案した
認知行動療法的アプローチ、心理的介入方法の一つです。
例えば、早とちりや思い込みが正しいと思ってしまい、
実は違っていたということはありませんか?このプログラムでは、
そんな思い込みの癖をクイズやゲームを通して修正していくことができます。
参加のルール
自分の興味のあるモジュールだけの参加が可能ですが、
遅刻・途中退席はご遠慮ください
参加者の病気や体験などの個人的な話は取り扱いません
見学希望があれば受け付けています。お問い合わせください。
取り扱うテーマ
・帰属
・結論への飛躍Ⅰ
・思い込みを変える
・共感する事Ⅰ
・記憶
・共感する事Ⅱ
・結論への飛躍Ⅱ
・自尊心と気分
臨床心理士・公認心理師が担当しています
S.S.T.(Social Skills Training) 生活技能訓練
認知行動療法の1つですが、実際の困った場面を想定し、
やりとりの練習をすることで、社会生活をする上での困難に
対する自己対処能力(エンパワメント)を高めます。
開催及び参加方法については担当にお問い合わせください。
作業療法士・精神保健福祉士が担当しています
WRAP(Wellness Recovery Action Plan)
アメリカで精神的困難を抱えている方々から生み出されたプログラムです。
例え重い病気・障害を抱えていても、希望を持ち、自分らしく生活する為の
考え方や生活の工夫を話し合うプログラムです。
EBP(根拠のある実践方法)としてアメリカで認証されています。
WRAPファシリテーターというWRAPの研修を受けた外部講師とスタッフが担当します。
原則、全て参加した方には修了証をお渡しします。
双極ピアミーティング
双極症の当事者でもあり
「双極性障害と共に生きる」の著者でもある加藤紳輔さんをお招きして
毎月第1火曜日の午前中に
双極症と診断された方を対象にピアミーティングを行っています
加藤紳輔さんのご都合により
2024年11月~2025年3月まで加藤さんはお休みとなります
参加されている皆様には大変ご迷惑をおかけしますが
何卒、ご了承ください
現在、双極症と診断されていないものの
もしかしたら双極症ではないかと思っている方は、
主治医・デイケア担当者と話し合いの上、ご参加ください
次回、2025年1月7日(火)となります
参加申込はデイケア室内掲示チラシにて募集しています
双極ピアミーティング参加ご希望の方は
事前に来所して、お申し込みをされるか、TELにてご予約下さい
精神保健福祉士が担当しています
身体感覚へのアプローチを目的としたものです。
身体の動かし方やリラクゼーションの方法を知ることで気分を整え、
スッキリした気持ちとなり、身体の慢性的な痛みを軽減することができます。
からだにきく
ストレッチや呼吸法などを行います。
身体感覚に意識を向け、緊張を緩めリラックスすることが目的です。
季節に合ったハーブティーや精油の香り、
ゆったりした音楽など“五感”に働きかけることも大切にします。
作業療法士が主に担当しています
からだに“もっと”きく
しなやかな身体づくり、
体力の向上を目的としたエクササイズやトレーニングを行います。
話題の動画や音楽なども取り入れながら、楽しく身体を動かします。
*デイケア室内で行う場合と、体育館で行う場合があります
太極拳
激しい運動が苦手な方でもできる運動です。
身体感覚を繊細にして快、不快の感覚を養います。
ヨガ
当デイケアでのヨガは難しいポーズや、体の柔らかさを目指すのではなく、
今の体の状態を丁寧に点検し、いたわることを大事にしています。
めいめいの呼吸に合わせながらゆっくり動くことで、リラックスの感覚を養っていきます。
農作業(園芸療法)
土と触れ合う心地よさと作物が育つという楽しみを
五感で感じることができるプログラムです。
日光を浴びることで、うつ症状の改善にもつながります。
四季を感じることは、心を柔軟にしますし、
季節の野菜を育てて、収穫した物をいただくというのは楽しみの一つとなります。
*畑まで車で移動となります
精神保健福祉士が主に担当しています
スポーツ(運動)プログラム
身体運動でストレスを発散し、さらにルールを共有する集団へ所属することで、
仲間との一体感を得ることを目的としたプログラムです。人が集まらないと
中々体験することができないスポーツ種目もあります。皆で汗をかきましょう。
*近隣の体育館等の施設を借りて行います
デイケア室内で行うスポーツ
卓球・ゲートボール・ボッチャ等
*軽くからだを動かしたい方にお勧めです
デイケア施設外で行う主なスポーツ
モルック・バドミントン・テニス・インディアカ・水泳・ペタンク等
*参加方法等の詳細につきましては、参加登録時にご説明いたします
レクチャーやワーク、グループで取り組む課題を通して、
病気や障害の理解体調や生活の管理など安定した職業生活をするために
必要な力を身につけ自分の強みや課題に気付いていきます。
プログラム修了後も、就労に向けてのフォローアップ支援を行います。
デイケアで行うさまざまなプログラムと組み合わせて取り組んでいきます。
他のプログラムとの違いとしてストレスや負荷がかかるプログラムに参加することで、
症状に対する自己理解と自己対処の方法を学びます。
*就労支援プログラムのみスーツを着用しての参加となります
また、スーツを着用してのプログラム参加となりますので
詳細につきましては下記リンクをご参考にしてください
精神保健福祉士・作業療法士が担当しています
参加申込方法等の詳細はこちらから
クッキング・ズボラ飯等の調理プログラム
食事の工夫や栄養の話、簡単にできる料理レシピを考えてみることや、
調理作業を実際に行います。人付き合いが苦手な方でも、
無理なくコミュニケーションが取れるプログラムです。
日常生活を健康に過ごす上での栄養の知識や、
調理技術などが習得できます。なにより、食べる楽しみがあるプログラムです。
自分の状態や目的に応じて、様々な作業活動に取り組むプログラムです。
何をして、どのように過ごすのか、担当スタッフと話し合って決めます。
課題や制約がありませんので緊張しやすい方。手工芸が苦手な方でも
安心して取り組むことができます。
趣味活動でおこなう作業活動
ニードルフェルト、刺し子、切り絵、ぬり絵、描画、絵手紙、エコクラフト、手芸、ペーパークラフト、和紙工芸、パソコン作業、各種ゲーム(トランプ、将棋、オセロ)、その他
コラージュ
雑誌等から好きなデザインや色を切り抜いて、画用紙に貼り付けていきます。
参加者同士で会話を楽しみながら、作品作りを行います。
革工芸
その名の通り革小物を作製します。キーケースや定期入れなどが作製できます。
キットもありますので取り組みやすくなっています。
習字・ペン習字
文字を集中して書いてみましょう。習字は毛筆です。
ペン習字はボールペンや筆ペンを使います。
サークル活動
サークル活動は参加者の自主性と継続的な参加が必要な活動となります。
サークル活動の立ち上げや実施についてはデイケア室内の掲示をご覧の上
スタッフにご相談ください。
方向性・活動内容は、出来る限り参加者の皆さんで決めていきます。
継続的な参加が必要となります。
音楽サークル
バンド演奏活動が主体のサークル活動です。
定期的なミーティングをしながら練習方法や、演奏楽曲などを決めていきます。
スタジオ練習や外部団体と合同演奏会等で外に出て行う演奏活動も多いため、
デイケアの安定的な通所と継続的なプログラム参加ができていることが前提となります。
詳細につきましては、デイケア担当スタッフにご相談ください。
*楽器経験者向きのプログラムです
*継続参加が原則となりますので、ミーティングからご参加ください
*個別の技術指導は行いません
ここまでにご紹介したプログラム以外にも様々なプログラムがあります。
デイケアで様々な体験・経験をすることは、症状の理解・軽減、認知機能の改善、
コミュニケーションの練習、生活力の回復・改善などに効果があります。
特定のプログラムだけに参加するのではなく、様々なプログラムに参加してください。
からだをみる
看護師主体のプログラムです。日々の体調について個別にお話を伺います。
血圧・体重・体脂肪等の計測と日常生活をふり返ります。
日々の過ごし方に活用してください。
生活上手
金銭管理の基本や、よりよい社会生活をするために必要な知識や
生活全般にわたる最近の話題、病気・障害を抱えながら生活するにあたり
工夫していることや困りごとなどを話し合います。
2021年1月から『衣食住』をテーマに話し合いを行っています
次回は、2024年12月21日(火)となります
デイケア室内掲示チラシにて詳細および参加者募集をしています
*参加ご希望の方はデイケア室内にある参加申込用紙にお名前をお書きください
*当日残席がありましたら、当日参加も可能です
精神保健福祉士/社会福祉士が担当しています
女子会
女性限定のプログラムです。お茶を飲みながら、ダイエットのこと、
恋愛や結婚のこと、メイクやおしゃれのこと等、参加者の興味があることについて
おしゃべりします。
*男性限定の男子会も不定期で開催しています
頭の体操
頭をやわらかくすることを目的として簡単な計算・漢字の問題・クイズを
楽しみながら行います。
レクリエーション・行事
季節毎のレクリエーション活動です。デイケア室内で行う夏祭り、
クリスマス会などのイベントがあります。
また、室内イベントだけでなく、観光地への日帰り散策や
日帰りバスツアー等を企画して皆で出かけることもあります。
普段なかなか旅行へ行けない方や、皆で過ごすイベントを楽しんでみたい方。
是非、ご参加ください。
*参加にあたっての諸条件は別途お知らせします。
ミーティング(SYABERIBA)
デイケアは様々な人が集まる場ですので、思いもよらないことも起こります。
そうした課題について話し合いを行い、意見交換をすることで皆が納得感のある
デイケア活動とは何かを一緒に考えていく時間です。
参加者自身が主体的に参加しながら、デイケアでの活動を一緒に作り上げていくというプロセスを大切にしています。
ナイトケア
就労者へのフォローアップを目的としたナイトケアを月1回実施しています。
*詳細につきましてはお問い合わせください
デイケア利用者向け訪問サービス
必要に応じてデイケアスタッフが、ご自宅に訪問することができます。
社会福祉制度などの申請手続き同行・ご家族との話し合い
生活の困りごとに関する相談・社会資源の見学同行他。
デイケア内では少し話しにくい内容の相談にも対応します。
*詳細につきましてはご相談ください
デイケアプログラムの説明は
下記Pathbook第2版からもご覧いただけます(PDFが開きます)
Pathbook第2版